グリースくん

説明

グリースくん
マシモンNo.006
名前グリースくん
レア度
生息地金属と金属が擦れるところ
すべり接触や転がり接触が発生する箇所
大きさ一定の形を持たない
重さ一定の形を持たないので測定不可

グリースのマシモン。

半固体状の体を持ち、狭い隙間でもらくらく入ることができる。

グリースくん単体で生活する場合よりも、複雑な身体構造を持つマシモンの体内に住んでいる場合のほうが多い。

これまでの研究により、グリースくんが体内に住むことによって、宿主であるマシモンの健康寿命が大きく向上することがわかっている。

さらに、グリースくんとしても雨風をしのげるというメリットがあるためWin-Winな関係を構築している。

ストレス(というか荷重)を受けると体の中から油がしみ出てくるという特徴があり、この行動は人間における汗をかくことに相当すると考えられている。

体のやわらかさが異なったり、色が違ったりと数えきれないほどの種や亜種が発見されている。

マシモンはかせの研究メモ

グリースの役割

複数の部品で構成される機械が運動すると、たいての場合どこかしらに金属と金属が擦れる部分があり、そこでは摩擦が生じています。
ゆっくりと軽い負荷しかかからない場合は大きな問題は起きないかもしれません。
しかし、何度も何度も繰り返し擦れたり、比較的大きな力が加わった状態で擦れたりすると、接触している部分が擦り減ったり、削れたり、表面の金属がポロッと剥がれたりする、いわゆる摩耗という現象が生じます。
摩耗が進行すると、最終的には機械の故障につながります。

摩耗を防ぐために大活躍するのがグリースです。
グリースを金属の表面に塗り広げることで油の膜が作られ、金属と金属の直接的な接触を防ぎ、摩耗の進行を大きく遅らせることができます。

油の膜を金属表面に張り、摩擦を減らすことを潤滑と言います。
油やグリースのような潤滑のために用いられる物質を潤滑剤と呼びます。

機械を長期間安定して動かすには、潤滑が大切ということだけでもぜひ覚えておいてください。