先日より断捨離を進めており、その一環として家にある本をブックオフで売却しました。
諸事情で2日間連続でブックオフに訪れる機会があり、その際に明らかに私が売ったと思われる本を見つけました。
その瞬間、これは面白いデータが取れるのでは!と思い立ちまして、この記事を書いています。
早速ですが、本題に入ります。
書籍ごとの定価、買取価格、店頭販売価格を調査しました。
また、買取価格の高さは、買取価格を定価で割ったもの(単位:%)を使用します。
さらに、ブックオフが買取価格からどれだけ高く本を売っているのかを表す指標として、店頭販売価格を買取価格で割った数値を考案しました。
下記に、データを表にしたものを示します。
なお、このデータについては「本が1冊だけ店頭に置いてあった場合、それは私が先日売っ払ったものである」という前提でデータを集めています。
本を売る際にたまに店員さんから「すぐ並べていいですか?」と聞かれたこともあったため、あながち間違った前提では無いと思います。
書籍 | 定価(税抜) | 買取価格 | 買取価格/定価 | 店頭販売価格 | 店頭販売価格/買取価格 |
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ノンデザイナーズ・デザインブック 第4版 | ¥2,180 | ¥400 | 18.3% | 見つからず | 不明 |
Webデザイン良質見本帳 | ¥2,400 | ¥250 | 10.4% | ¥200, ¥800, ¥1300のどれか | 3.2倍または5.2倍 |
Arduinoをはじめよう 第3版 | ¥2,200 | ¥100 | 4.5% | 見つからず | 不明 |
流体解析の基礎 | ¥4,200 | ¥250 | 6.0% | ¥2,500 | 10 倍 |
入門 Python3 | ¥3,800 | ¥250 | 6.6% | ¥2,300 | 9.2 倍 |
雑誌(生産財マーケティング) | ¥1,100 | ¥25 | 2.3% | 見つからず | 不明 |
データから私は下記の結論を導き出しました。
- 定価と買取価格の関係性は、本によって大きく変わるっぽい
- 販売価格は中古価格から少なくとも数倍以上で販売されていると考えられる(今回のデータの中では最大10倍)
「ノンデザイナーズ・デザインブック」については専門性がありつつもニッチすぎず、なんとなく需要もありそうです。また、ほとんど目を通すことなく積んでいたため、状態も一番良好だったかと思われます。
そう考えると、買取価格と定価の割合が最も高いのも納得できます。
その一方で「Arduinoをはじめよう」については電子工作の入門書として需要もありそうですし、状態も良好だったと思うのですが予想に反して買取価格は安かったです。
この本に対する世間の需要が私の想像よりも少ないのか、私が見落としていた部分で状態が悪かったのかなどが原因としては考えられます。
どちらにせよちょっと残念。
雑誌の買取価格はだいぶ渋いですが、買い取ってくれただけマシと思った方が良いでしょう。
現段階のデータのみで、高く売る方法や買取価格や店頭販売価格の傾向について論じるのは時期尚早です。
今後も断捨離のついでに継続的にデータを集めて、結論を出していきたいと思います。